きょうは、自分が所属する学部、HPER(Health, Physical Education, and Recreation)の大学院生向けオリエンテーションが行われました。一緒に学ぶ仲間たちと初めて顔を合わせました。
学部で専攻できる内容は、運動のメカニズムから、スポーツ指導法、健康管理、レクリエーションの方法など非常に幅広く、僕はその中のスポーツマネジメント部門に所属します。
朝9時に建物のロビーに集合しました。朝ごはん代わりのドーナツとかが用意されていたのですが、飲み物にコーヒーはなく、水と100%ジュースだったのはさすがという感じがしました。
人数は約150人。体の大きな人が多いように感じたのは、気のせいでしょうか? 留学生は20人くらいで、その半分は中国出身。日本の人にも一人会いました。体育館にパイプ椅子が置かれた会場に入ると「え~、高校生かよ」と突っ込んでいる人がいて、面白かったです。
プログラムの中で一番面白かったのは、自己紹介ならぬ「隣の人の紹介」。最もユニークな一点だけを言って下さい、という指示でした。たくさんのことは覚えられないし、知り合いが最低一人はできるわけで、なかなかうまい方法だなと思います。
僕の隣は中国出身の女性で大学を出たばかり。レクリエーションのマネジメントを勉強しに来たそうです。いろいろ話をして、紹介したのは「彼女は、北京オリンピックでボランティアをしていました」という点でした。僕の方は普通に「日本でスポーツ記者をしていた」ということが紹介されました。こんなに離れたところで、北京仲間に会えるとは不思議な感じでした。
会場が沸いたのを紹介すると
○この夏に結婚した
○趣味がスカイダイビング
○女性で元野球選手
○ケニアから家族で移ってきた
○ケンタッキー大学など、よその大学のファン(ブーイングです)
○ラジオDJをやっていた(声を聞いてみて、みんな納得)
○一家の中で初めて大学の学位をとった(3人ほどいた。温かい拍手)
○子供が18歳になって、子育てを終えたので勉強しにきた(これが一番盛り上がった。僕は最年長ではないと確信)
その後の説明の中では、教授、図書館の司書、奨学金担当などいろいろな立場の人が口をそろえて
「何でも聞いて下さい。あなたたちのために私たちはいるんです」
と強調していたことが印象に残りました。
シンプルな表現だけど、なかなか言えないですよね。
フレンドリーな雰囲気が感じられる一日となり、少しほっとしました。
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Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。