前回の記事は、個人的な思いばかりをつづってしまいました。
「それと、スポーツがどう関係しているんだ!」との苦情が聞こえてきそうなので、補足します。
意外な組み合わせと言ってはなんですが、アメリカにいるスポーツマネジメント研究者で、韓国の人が2番目に多い勢力だそうです。(一番はもちろんアメリカ出身者) 今のクラスで一緒の韓国の学生も言っていましたし、僕が留学の情報をいろいろと教えてもらった日本の研究者もそう言っています。
言われてみれば、自分が出願した大学には、ほぼ全校で韓国の教員が一人はいました。スポーツマネジメント専攻で一つの大学が抱えている人数は10人前後でしたので、1割以上ですね。学部にコンタクトをとって、留学生を紹介して欲しいとお願いした時も、韓国の学生を紹介されたことが一度ありました。
2番目に多い勢力と皆が言う根拠は、学会でのシーンからだそうです。NASSM(North American Society for Sports Management)、日本語でいうと北米スポーツマネジメント学会では、そこかしこで韓国語が聞こえるとか。毎年6月に開催されており、僕も来年は出席してみたいと思います。
ただ、なぜたくさんの韓国の人がこの研究を進めているのかは誰に聞いてもわかりません。
韓国では、教授のステータスが高く、取り分けアメリカに残って教えるとなると尊敬される、と説明してくれた人もいましたが、なぜスポーツマネジメントだけ率が高いのかの説明にはなっていません。
かの国のスポーツマネジメントが進んでいる、という印象も全くありません。「研究の成果は実業の世界に反映させましょうよ!」と韓国語で言えるようにしておきます。
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Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。