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スタジアムツアーとは

18.5.11

海外ではスポーツエンターテインメントの一つとして、スタジアムツアーというメニューがあります。試合のない日に、ロッカールーム、スイートルーム、ベンチなどなかなか見られないところを回り、ガイドさんから様々な説明を受けるというものです。だいたい値段的には1500円から3000円の間でしょうか。

 

ここ数年は、主にアメリカでですが、意識的にスタジアムツアーを体験するようにしています。一部を挙げると、

Anaheim Stadium

Petco Park (San Diego)

Globe Life Park (Texas)

Minutes Maid Park (Houston)

Arrowhead Stadium (NFL – Kansas City)

CenturyLink Field (NFL,MLS – Seattle)

Rogers Arena (NHL – Vanouver)

ヨーロッパでは、歴史的な建築物でもあるベルリンスタジアムの英語ツアーに参加しました。

何を展示しているのか、コース上どこを見せようとしているのか、ガイドはどうコミュニケーションを取っているのかなど、経験する数を増やすとともにわかってきました。

記者として、試合が行われている際のバックヤードを見たことも数えきれないほどありますし、チーム関係者を紹介してもらって、その方に特別にバックヤードを案内してもらったこともあります。しかし、チケットを買ってお客さんとしてスタジアムツアーに参加することは、それらとは全く別のものです。

正直言って、留学していた頃はスタジアムツアーに参加するのが苦痛でした。試合のある、活気あふれる日の裏側を知っているものとしては、記者だった頃を思い出すと同時に、閑散としたバックヤードはひどく物足りない感じがしたからです。また、ツアーの一部として、必ずと言っていいほど、記者席を訪問します。そして、説明を受けます。僕からしたら、「知ってるよ、そんなの」という複雑な心境になって、記者の立場を離れた寂しさがこみあげてくる瞬間が辛かったんです。

ただ、帰国後にしばらくブランクがあって、4年半ぶりに海外のスポーツの現場に行って、スタジアムツアーに参加すると、別の視点で見ることができるようになっていました。お客様にとっては、きわめて新鮮な体験であること。ガイドさんの情熱も感じました。そして、日本人で、記者経験と合わせて、スタジアムツアーを多く回っている人はいないと自覚しました。もっと積極的な姿勢で、どうコミュニケーションを取っているのかを観察し、いつかこれで人の役に立てるようにしようと心に決めました。

 

これらの経験を経て、楽しいスタジアムツアーには2つの特徴があることがわかりました。

来場者を増やしたいというご相談が来た時に、お伝えしたいと考えています。

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この記事の執筆者

早川 忠宏

早川 忠宏 | Tadahiro HAYAKAWA

スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役

13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。

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