スポーツ界で働きたいという人はたくさんいて、最近では一般的な求人サイトにも情報が出るようになりました。1990年代のスポーツ業界就職事情を知る身としては、隔世の感があります。
なりたい、のは自由です。インターネットの時代になり、個人の趣味でいろいろなこと、例えばSNSで語ることなど、ができるようになったのは幸せなことだと思います。
が、周囲を見て、この業界でプロになるのに必要ではないかと、私が思う資質は2つあります。
自分の好き嫌いは横に置いて、客観的に見て必要であることをやれる人間か?
自分とはかけ離れた相手の立場に立って、コミュニケーションができるか?
どちらも、経験を積めばできるようになるものではなく、センスによるところが大きいのは、残酷なところです。
スポーツは、とかく好き嫌いの感情が沸き起こりやすい。チームや選手に対してだけでなく、仕事内容も含めて思い入れが入ってしまいがちです。他の仕事以上に、前者を実行に移すのは難しいです。
後者は、デモグラフィック的な違い(年齢、性別、職業など)だけではありません。競技の理解度、体力、技術なども含まれます。
今回はいつもと違って、敢えて具体例を入れません。
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Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。