2週に渡ったオリエンテーションも27日で終了しました。30日からはいよいよ新学期が始まります。オリエンテーションの中では、スポーツ関連のものもありましたので、書いておきます。
大学には、ざっくり言って2種類のスポーツがあります。日本で言うところの体育会がVarsityと呼ばれ、フットボール、バスケットボールを中心にスカウトした選手がプレーして、中には入場料をとったりするのもあります。
もう一つはレクリエーション・スポーツというもので、これを紹介するイベントがオリエンテーションの一環として開催されました。
まずは、日本語でいうところの「サークル活動」の紹介ブースが目に入りました。写真に写っているのはテコンドー、ほかにも合気道、柔道、ブラジリアン柔術など武道系は格好で目立ってました。サッカー、バレーボールなど主な球技はもちろんあり、ダンス、クリケット(インド系の学生が勧誘していた)、バスフィッシングなどが気になりました。友達が増えたり、たまには他校との試合を行うなど、日本に近い感覚だと思います。
それよりもさらに気軽楽しめる「学内レクリエーションスポーツ」(Intramural sports)もあります。ソフトボール、サッカー、バスケットボール、ドッジボールなどがあって仲間でチームをつくってプレーするものの他、テニス、卓球、ゴルフなど個人戦もあります。話を聞いたところ、3ヶ月に渡ってリーグ戦を行うなど、けっこう大規模なものもあるようです。僕が卒業した日本の大学は学生数が少なかったのでわかりませんが、日本の大学にもこういうのがあるのでしょうか。
そのほかにも、学生はキャンパス内の立派なスポーツセンターを自由に使うことができます。マシンを使ったトレーニングもできますし、ヨガ、水泳、ダンス、コアストレングス(体幹を鍛える)などの教室も実施されています。日本の市民体育館並みです。学生が4万人もいる大学ですので、ちょっとした街と同じ規模なのです。登録に行列ができてました。
こうした一連のレクリエーションスポーツも僕が学ぶHPER(Health, Physical Education, Recreation)の担当部門が管轄しています。指導員も学生や卒業生がやっているケースがあって、学部や大学院が人材の供給源になるとともに、学生にとっては学んだこと(指導法や運動に関する科学的な知識、施設のマネジメントなど)を実践できる場になるわけです。日本の人で活躍してらっしゃる方もいます。
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Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。