ブログ|SPORTS PR JAPAN

SPORTS PR JAPAN スポーツPRジャパン

困っているのは「常識」を知らないこと

10.9.12

クラスが始まって2週目が終わりました。
毎日6、7時間は読んで大量のリーディングの宿題もなんとかこなせています。教授やクラスメート(もちろん、ほとんどがネイティブです)が話す英語にも、完全にというわけではありませんが、おおよそはついていけていると思っています。クラスの時間というのは、何のテーマについて話をしているのかを把握することに集中していれば、流れを追うことができます。事前配布資料やパワーポイントを使う教授もいますので、そのへんは大丈夫です。雑談で話が飛んだ時の方が難しいです。

では今、何に困っているのかというと、

アメリカのスポーツについて、知らないことが多すぎる

ということです。
クラスで、教授が挙げる具体例が理解できないことが多々あります。

○歴史上の有名人(ベーブ・ルースの名前は知っていても、何年から何年まで活躍したところまでは知らないとか)
○フットボールで、どことどこがライバル関係にある
○大学のカンファレンスの構成(グループ化された中を中心に対抗戦を行っている。日本で言えば、東京六大学リーグとか関西学生リーグみたいなもの)
○各大学のスクールカラー(校風と、文字通り、色のことも)
○あるプロチームから連想されるイメージ (ヤンキースなら伝統があって、強くて、金持ち、というくらいならわかりますが…)
などなど。

周りにいるのは、スポーツでメシを食っていこうという人たちですから、こうしたことは、小学生で知っていたくらいの「常識」なわけです。しかも、これらの基礎知識に最新情報が絡んでくるのです。例えば、MLBのシンシナティ・レッズは、長期低迷していたけど、ことしは強くてプレーオフにいけそう、ということは日々のニュースで当然知っているものとして、そうした例で使われます。

教授は、難しい概念を分かりやすく説明するために、具体例を挙げてくれます。しかし、自分が知らないのでかえって混乱してしまうという状況です。クラス終了直後に、その部分の確認に行くのが日課となっています。
人と話をする、ということは共通理解の上になりたっていることを痛感させられます。

単に知っているかどうかの問題なので、本、雑誌、ウェブで情報を見て覚えればいいだけの話だと、開き直ってますが、量は膨大ですし、時間がかかりそうです。アメリカのスポーツの「常識」を知らないと、クラスメート同士の会話にも絡んでいくのが難しく、居心地もなかなかよくなりません。
ご経験のある方、ぜひともアドバイスをコメント欄までお願いします。

月2回配信スポーツビジネス・PRの最新情報をお届け

スポーツPRプランナーが現地で得たリアルな事例や業界の最新トレンド、
人脈づくりのヒントなどスポーツビジネスに携わる全ての方々に向けて配信中!

この記事の執筆者

早川 忠宏

早川 忠宏 | Tadahiro HAYAKAWA

スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役

13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。

→詳しいプロフィールはこちら

アーカイブ

興味を持った方へ

CONTACT US

メールマガジン登録

業界の最新情報をお届け無料メルマガ登録