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こちらでの仕事は掛け算

10.10.24

前回、書いたボランティアの仕事の続きの話です。
えらく簡単なこととは言え、こちらに来て初めて仕事らしいことをしたわけですが、それで気付いたのが
英語での仕事は掛け算
ということでした。

【英語力】×【アイデア、作業】=【仕事の成果】

というイメージです。

たとえば、ゼッケンを渡す仕事をしましたが、問題が起きたのは
数字を聞き間違えた、早口で質問されていることがわからなかった、僕の発音が悪くもう一人のボランティアに聞き直された
というようなことでした。
要するに問題のほとんどは英語力が原因なわけです。

これはクラスで勉強している時も同じです。
教授の質問にアイデアが思い浮かばないというよりも、自分の頭にあることを説明しきれないもどかしさの方が大きいです。
【英語力】の部分で、×0・4とかになってしまっている感じでしょうか。 周りの人が言っていることが聞き取れないと、×0になってしまいます。
逆に言うと、アイデアや仕事のやり方で引けを感じることはまずありません。マーケティングプランを考えてみましょうというようなレポートで、点数がクラスで最下位だったことはないですし。
聞き取れるようになってきて気付きましたが、ネイティブスピーカーは【英語力】は常に1であるものの、【アイデア、作業】が全然たいしたことがない人も少なからずいます。
日本で10年以上仕事をしてきた中で身につけたことというのは、伊達じゃないですよ。

連日、長い時間図書館で過ごして勉強しているので、【アイデア、作業】の力はさらに向上しているとは思います。
しかし、日々の生活を振り返ってみると、【英語力】を上げることに割いている時間が少なすぎるという反省があります。
クラスが3時間あっても自分がしゃべるのは1分くらいなものです。ネイティブスピーカーの大の親友ができたわけでもないです。
積を上げるために日々の時間の使い方を組み替えなきゃいけませんね。

ゴールへの距離感と課題がはっきり見えたので、後はそこを強化していくだけです。

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この記事の執筆者

早川 忠宏

早川 忠宏 | Tadahiro HAYAKAWA

スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役

13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。

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