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スポーツPRに関する「電話相談型」サービスを始めた背景

20.9.1

このたび、従来提供していた三つのサービスのうちの一つを変更し、新たに「電話相談型」という月1回30分のマンツーマンのコンサルティングを始めることにしました。今年に入ってから経験したいくつかのことが重なって、そこに至った背景を自分の備忘録として書き残します。

 

今年の1月から2月にかけて、渋谷区が行う創業セミナーに参加しました。毎週土曜日に4時間ほど、毎回違ったテーマで教わるというもので、そこでは、様々なビジネスを始めるもしくは始めた方々との出会いがありました。その中には、サッカー選手がテレビや雑誌に出る時の衣装のコーディネートをしている方や、自分の施設を持とうとしているパーソナルトレーナーの方もいました。もちろん他の業界の個人経営者の方もおり、名刺交換をした時に、「プロスポーツ選手と契約しているんですか?」とか「個人の顧客は持っていないんですか?」と聞かれたことが何度かありました。
私自身はPR会社での経験をもとに、企業や組織を対象にすることしか考えていなかったのですが、広報PRに困っているのは、スポーツビジネスを行っている個人もいるじゃないか、と気づかされました。SNSの細かいテクニックというよりは、その人のやろうとしていることの言語化や伝えるための仕組みづくりだったら、企業に提供していることと同じです。個人でも契約できるよう、質を落とさずに金額を抑えたサービスを作ればいいのではないか、と思うようになりました。

 

それから1ヶ月ぐらいのうちに、新型コロナウイルスの感染が一気に拡大し、私もオンラインミーティングの機会がほとんど全部となりました。また、何人かの方に「このような緊急の状況なので、無料でコンサルティングをします」と呼びかけたところ、新幹線で行くような街でスポーツビジネスの仕事をしている方から依頼があり、オンラインで相談に乗る機会がありました。自分の周囲では得られなかったヒントや視点を得られたと喜ばれました。この経験で、これまでは自分が直接対面することを軸に考えていましたが、このような形なら、交通費のご負担や私の移動時間も不要で、かつ困っていることを解決できると改めて思いました。既存のお客様に対しても、オンラインミーティングで助言をしたり、ディスカッションをしたりすることを続けています。オンラインミーティングが当たり前に受け入れられるようになった、世の中の変化も大きいです。

 

30分で成果を出す実践も積んできました。まずは、コンサルタント仲間とお互いに相談し合う練習を重ね、それから親しい人の相談にも乗りました。教材で学んでタイムマネジメントやコンサルティングの技術をさらにレベルアップし、今では、既存のお客様にも、「ちょっと、相談がしたいことが」という知り合いにも、事前に定めた時間の中で、少なくとも一つ、二つの打ち手を見出せるようになりました。「あー、なんかスッキリしました」「やることが見えました」と言われることに喜びを感じています。

 

いちいちパソコンをセットして顔出しをしなくても、スマホでスキマ時間を利用したり、お客様がどこにいてもコンサルティングを受けられることをイメージしてもらえるよう、このサービスは「電話相談型」と名付けました。
その代わりに短期集中型、いわゆるプロジェクト型のサービスを標準メニューから外すことにしました。これまでやってきて、お客様が真の課題や問題点がはっきり見えていて相談に来るということは、ほぼないとわかったからです。また、私自身は粘り強さが評価されることがこれまでの人生で多かったので、短期間に成果を上げることをお約束するのは、自分のスタイルとは違うのではないか、と感じたことも理由としてあります。

電話相談型の説明はこちら

 

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