それから何ヶ月もの間、ひたすら待つだけの日々が続いていきます。文書に不備や疑問点がある場合は連絡が来るそうです。コロナウィルスの影響もあったのでしょうか。1年経っても特に音沙汰はなく、2020年10月に入ってから封筒が届きました。ぱっと見わかりにくい文書なのですが、要するに申請が通ったので登録するための書類の提出と費用の支払いをしてくださいという内容でした。
この登録のための書類も特許庁のサイト上に見本があるので、それを参考に書きました。私の場合、社名変更のタイミングと重なってしまったので申請時は個人の名前で出したのですが、このタイミングで会社の持ち物に変えることにしました。改めて、相談窓口に伺ったところ、会社の持ち物なら、私が何らか続けられない状況となった場合でも、誰が相続するのかで揉めなくていいこと、また変える手続きもいらないこと、また、登録後に持ち主を変えると30,000円ほどかかるが、登録と同時のタイミングで変えると6,000円ほどで済むことを教えてくれました。登録に関わる費用を会社の経費にできることもあります。
登録費用は私の場合は2分類なので10年で56,400円かかります。再び、特許庁に行って、書類の提出と費用の支払いを済ませましたが、2週間ほどたって、電子化手数料不足の書類が送られてきました。その振り込みをして、さらに1か月以上待った後、ようやく2021年1月27日付で登録されました。
相談窓口にはとてもお世話になりましたし、ネットで調べて自分で文書を書いたり、特許庁に二度足を運ぶなり、労力はかかっています。自分でやってみることで、必死になって調べましたし、その結果、数多くの学びがあり、パートナー企業に説明できることも増えたので、今は良かったなと思っています。
自分が思い入れのある言葉なんだから、このくらいはやろう。大事に使っていこう。そんな気持ちになりました。
スポーツPRプランナーが現地で得たリアルな事例や業界の最新トレンド、
人脈づくりのヒントなどスポーツビジネスに携わる全ての方々に向けて配信中!
スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。