今年は、数回に分けて韓国を訪れ、韓国プロ野球の全9本拠地(チーム数は10で、ソウルの球場は2チームの本拠地)を視察しました。
韓国プロ野球は2007年に一度観戦したことがありましたが、今回行ってみるとすっかり様変わり。球場は2014年以降に4つの新球場が完成するなど、ボールパーク感も高まっていて、アメリカのものに近いです。
かつては、おじさんがスルメを食べながら焼酎を飲んで見ている感じでしたが、今や特に女性がダンスしながら、ライブコンサートのように楽しむものになり、想像以上に楽しいものに変わりました。
韓国は日本のプロ野球と違って、内野が応援席のメインになります。
その中に入って、全部で10試合を見たところ、「これは社会人野球の応援に、大いに参考になるな」と確信しました。
ステージがあり、応援団長とチアガールがいる形が同じだからです。
特に、日本の応援風景との違いは
応援歌のテンポが速い
振り付けが簡単で、誰でもすぐに覚えられる
歌詞が簡単
パターンが少ない
だから、初心者を巻き込みやすい
ということになります。
これは、別に野球が好きじゃないけど、会社の行事として、野球観戦に来る人が多い社会人野球にぴったりの応援スタイルだと思います。
韓国への旅費はそんなに高くないので、応援団にかかわっている方は自費で見に行くことをお勧めします。その際には、複数の球場に行って、比較するのが大事です。
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Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。