「スポーツスポンサー」と聞くと、大企業が巨額の予算を使って行うものを想像する方も多いかもしれません。でも、実は中小企業でも効果的に活用できる仕組みです。
平たく言うと、スポンサーシップとは「企業が資金やサービスを提供し、その見返りに商業的なメリットを得るビジネス関係」のこと。例えば、企業のロゴが選手のユニフォームに入ったり、大会の名前に企業名が使われたりします。寄付や慈善事業とは違って、しっかりとビジネスの一環として位置づけられるものです。
スポーツスポンサーの魅力は、なんといってもスポーツが生む感情のつながり。試合の勝ち負けに一喜一憂し、みんなが熱くなる。そんな「心のつながり」を企業のブランディングにも活かせるのが大きなポイントです。
スポーツスポンサーには、企業にとって多くのメリットがあります。特に中小企業にとって注目したいのは以下のポイントです。
スポーツイベントやチームのスポンサーになると、広く名前を知ってもらえるチャンスが生まれます。人気のあるスポーツや地元密着型のチームなら、地域の人たちに覚えてもらいやすいですよね。
取引先などと一緒に観戦すると、リラックスした雰囲気の中で、オフィスとは違う会話になるでしょう。また、社員やその家族を集めて応援イベントを行えば、社員のモチベーションアップや一体感を高めることにつながります。
スポーツのファン層は幅広く、若い世代や家族連れ、地域住民など、さまざまな人たちにアプローチできます。特定のスポーツやチームに特化したマーケティング戦略を取ることで、新たな顧客層を開拓することができます
地元チームのスポンサーになると、「地域のスポーツを応援している会社」として見られることで、企業イメージが向上します。地元の人たちからの信頼感が増すのも嬉しいポイントです。
スポーツには多くのステークホルダーが関わっています。同じイベントを応援する行政、企業、学校、NPOなどでつながりが生まれ、新しい取引やパートナーシップにつながる機会が増えます。
「スポーツスポンサーに興味があるけど、どうやって始めたらいいの?」。そんな疑問を持つ方に、簡単な流れを説明します。
契約を結んで終わりではなく、契約後にどれだけ活用できるかがポイントです。例えば
途中経過も含めて、スポンサー活動をしっかり周知することで、関係者や顧客へ共感が広がります。契約した相手の発信力も活用しましょう。
スポーツスポンサーは、大企業だけのものではありません。中小企業でも手の届く予算で始められるのが魅力です。ぜひ、自社に合った形でスポーツスポンサーを検討してみてください。
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スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。