こちら来て約3ヶ月の間、様々な人たちと交流し、その中で常に、どうすればもっとうまくコミュニケートできるのかと考えて、あれこれと試してきました。まだ、その試行錯誤は続いているのですが、最近になって、相対する外国の人には、非常に大まかに言って難易度が5段階ありそうな気がしてきました。もちろん個人差が大きいことは承知の上です。

<レベル1-韓国の人>

 130カ国から留学生が集まっているキャンパスの中にいると、日本人と韓国人はすごくよく似ていると感じます。年齢による上下関係や、ちょっと控えめだったり、譲り合うところとか。言語構造も、韓国語と日本語は語順が一緒です。なので、韓国人のしゃべっている英語はわかりやすいと感じる場面が多いです。

<レベル2-韓国以外のアジアの人>

 ちょっと、括りが大きすぎるかもしれません。中国と台湾の人は、漢字がわかるし、日本文化(アニメなどを含む)もかなり知っていますので、レベル1・5でしょうか。ベトナムやタイの人でも、なんとなく接しやすいと感じます。インド、中東と地理的に日本から離れていくと、少しずつ違ってくるような感じがしますが、それでも、南米の人よりは近く感じます。

<レベル3-日本に理解のあるアメリカの人>

 この田舎町でも、仕事や留学で日本に住んでいたことがある人(元、NAVYで横須賀にいたとか)がいたり、日本人の友人がいたり、英語の先生など日本人留学生のサポート経験が豊富な方がいたりします。そういう人は、日本人は概ねこういう感じだ(例えば、控えめだとか)、というのがわかっていますので、そっと手を差し伸べてくれるような感じがする時があります。これはかなり楽です。

<レベル4-アウエー感を味わったことがあるアメリカの人>

 日本以外の国であっても、アメリカ以外の国に留学や仕事で滞在した経験のある人は、外国文化の中や、外国語で自分を表現する苦労を分かち合えます。完璧じゃない英語でもわかろうとしてくれたり、全部が表現し切れていないもどかしさを察してくれる感じがします。眼差しがいくらか温かいです。

<レベル5-純粋なドメスティックで、特に問題ないと思っているアメリカ人>

 外国に関心のない人もいます。それでも彼らが生きていくのには、特に困らないので。また、外国人と接した経験がなく、どうしたらいいのかと思っている人もいるようです。これは、こちらから思い切りよく踏み込んでいかないと、局面が打開できません。

自らの経験からすると、レベル分けに異論がある方もいるかもしれません。実際自分の周りの人でも、レベル2と3は逆なんじゃないかという声もありました。しかし、分け方に重点を置くのが主旨ではありません。難しいことにチャレンジする気概を持っているのか、壁にぶつかっていて、これは無理とあきらめてしまっていないかを、自らに問うことが大事なのだと思います。
レベル3までは日本にいても体験することができます。日本にいるわけですから、多少は日本のことを知っているので、アメリカで出会うより、少し簡単だと思います。僕がこちらで夏休みの英語コースに通っていた時もレベル3までしか見ていなかったんだと、今になって思います。
今週に入って、クラスでグループワークが始まりました。協力せざるを得ない状況になったネイティブスピーカーというのは、レベル4.5くらいかもしれませんね。
しんどい思いをしていますが、自ら進んで飛び込んだ世界です。

「あきらめたら、そこで試合終了だよ」

漫画スラムダンクの名言を忘れないようにしています。