【Listening】
TOEFL iBTのリスニングは、2つパートがあります。キャンパス内の様々な場面での1対1の会話と、教室内でのレクチャーです。キャンパスでの実生活を想定した設問であることが容易にわかると思います。
前者では、僕の友人は本当にIDカードをなくした人がいて図書館のカウンターで交渉してましたし、教授の部屋に行って、宿題のヒントをもらうというのも実際にやっています。困った状況でも「こんなの、TOEFLの問題みたいであったよなぁ」と思うと、少し気が楽になります。
後者のレクチャー形式は、あまりにも実際のシーンがそっくりで、笑ってしまいそうになった時がありました。
教授が「きょうは、このテーマについて話をします」と言う。
↓
教授が質問をして、生徒が答える。
手を挙げたりしないで、どんどん答えていく。
↓
教授がそれをまとめながら、話を進め、また次の質問を投げかける。
教授によっては、あまり学生に質問しないで自分が話す時間が長い人がいたりしますが、みな対話形式で進んでいきます。事前にイメージができて、心構えができていたという意味で、最初に軌道に乗るのに精神的に助かっています。
実際には、事前にテキストを読んで準備したり、講義にパワーポイントが使われたりして、テストのようにいきなり何のテーマを話すのかを知って、リスニングをして設問を解くよりも楽だったりします。
ただし、一つだけ実際の方が難しいのは、クラスメートの発言です。聞き取れないことが多々あります。早口だったり、スラング的な言い回しをしているのか、自分が知識のない固有名詞を言ったりしているのか、原因はまだわかってませんが、ついていけない時があります。みんなが笑っている時に笑えないのは辛いです。
僕は出願をした後に、キャンパスビジットをしました。クラスを体験させてくれた学校がいくつかあり、その時に、「TOEFLの場面に似てるな」と思ったのですが、すでにTOEFLのスコアは出し終えてました。もし、もっと早くに、このことを知っていれば「だいたいわかればOK」という程度ではなく、TOEFLを勉強する意識がもっと高いものになったと思うので、書かせてもらいました。
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スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。