季節はずれの冷やし中華の看板みたいで、すみません。
130カ国から留学生が集まっているIndiana Universityのキャンパスでは、様々な文化交流があります。文化紹介のイベント的なものや、同じ文化をもつ人が集まるグループ的なもの、もう一つが学習機会です。これを機に、僕は韓国語を習い始めました。

僕が韓国語に興味を持ったきっかけは、2002年のサッカーワールドカップ日韓大会にさかのぼります。若手から中堅記者への移行期に回ってきた取材の大きな舞台でした。韓国に約1ヶ月間滞在して、毎日、違う試合会場を回って世界クラスの祭典を全身で感じました。

期間中は毎日、違う都市に移動して取材するという繰り返しでした。その中で、切符の買い方、タクシーの運転手とどう話すか、おいしい食事をするための情報収集などで、少し韓国語を覚えました。韓国の記者やボランティアの学生ら友達も少しできました。広がる風景や人の雰囲気が、自分が子供のころの日本に似た懐かしい感じがして、外国という感じがあまりしなかったんです。それまでは英語圏と欧州しか行ったことがなかったこともあって「外国」のイメージが随分変わりました。

帰国後からNHKテレビのハングル講座を見るようになり、そのうち、2004年ごろにはいわゆる韓流ブームというのも来て、僕も半年ほど新宿の韓国語教室に通いました。だんだん忙しくなって勉強はおろそかになってしまいましたが、ソウルにも4回ほど行っています。韓国プロ野球も観戦したことがあります。東京では中野区に住んでいたので、大久保にもたびたびいきました(ブラインドサッカーの事務局も大久保でした)。今や、日本では韓国の話題を聞くのは当たり前になって、韓流ブームとも言わなくなりましたね。最近は「少女時代」ですか?

 

こちらに来て、韓国の学生とはすんなり仲良くなれました。簡単なところでは互いの有名人の名前は知っていますし、文化を共有しやすいことが大きいのでしょう。今のスポーツマネジメントのクラスでも、一番助けてくれるのは韓国の学生3人組です。
周りに韓国の人がいて、しかも勉強に専念できる今がチャンスだと、韓国語学習を再開することにしたのです。クラスは7年の経験がある先生とクラスメイト2人(中国とアメリカの学生)の小規模でやりやすいです。韓国の友人ともっと話がしたい、というはっきりとしたモチベーションがあるので、頑張れると思います。もちろん、スポーツの仕事の現場で使えるようにするつもりです。