このブログにたびたび書いているように、僕はどんなイベントを見に行っても、「こうすれば、もっとよくなりそう」と考えるのが習慣です。

ただ、普段なかなかこの点について議論する相手に恵まれません。そこで、他の分野でもいいので、イベントを仕事にしている人はどんなことを考えているのかを本で読むようにしています。

先日、大型書店でたまたま見つけて手に取り、「イベント運営完全マニュアル」(高橋フィデル著)を読みました。

ことしの6月に売り出された比較的新しい本です。非常に読みやすい文体で、メモを取りながらでも4時間で読了。

実際の手順から、概念的なことまで中身の詰まった書で、学ぶことが多々ありました。

 

一番インパクトがあったのは、最初の方に書いてあるこの言葉。

「メディアの進化系がイベントだ」

マスメディアの世界で10年以上働いてきた僕のような人間が、イベントを深く掘り下げたくなるのは自然な流れのように思え、すっきりしました。

メディアが言葉や映像で伝えるのに対し、イベントは直接体験で伝えます。したがって、「お互いに出会うからこそ、与えたいと思う情報以外も感じられる」(本文より引用)と。

 

これを読んで、自分がやる時には徹底しなければ、と思ったことは

イベントこそ「言いたいこと」と「伝え方」に、もっとこだわるべき

と言うことです。意図しない部分も含め、より多くの情報が参加者に伝わってしまうわけですから。

 

僕は文章を書くのが好きな人間ですから、何をどう言うのかをよ~く考えてから書き出します。

しかし、イベントとなると、サッカーの試合だからこうだろうとか、結婚パーティーだからこうだろうとか、型ばかりを考えてしまっていたのではと反省しました。

 

このことを気づかせてくれただけでも、この本の著者に感謝したいです。高橋フィデルさん、ありがとうございました!