めげずに、このシリーズを続けます。

スポーツ媒体ではないところで、スポーツ関係の記事を見つけると視点が違っていて面白いのですが、これはその一つです。たまたまネット上で見かけた「地域密着、選手全員「兼業農家」のハンドボールチーム」という記事。掲載されていたのは、オルタナSというソーシャルビジネスを中心に取り上げている媒体でした。

フレッサ福岡というハンドボールチームで、まだ地域レベルでプレーしているのが将来的には日本リーグ入りを目指しています。

『アスリート×農業』とは。フレッサ福岡のムービー公開中!!

この動画を見ると、どんな雰囲気で日々を過ごしているのかが伝わってきます。

 

もともとスポーツ選手は、平均的な人よりも体を鍛えていて体力があるので、農業のような力のいる仕事には向いている。プレーヤーは若いので、高齢化に悩む農家にとっては、そこにいない人の力を借りられます。年代を超えたコミュニケーションも楽しそうです。現役中からやっておけば、セカンドキャリアにスムーズに移行できることを狙っている様子。

 

取材をしたわけではないのですが、パッと考えても心配な点は2つあります。

練習時間や自主的なトレーニングを行う時間は、きちんと確保できているのか、農作業の疲れは残っていないのかということ。

それから、どんなスポーツでも、競技のレベルが上がっていくに従って、フルタイムプロフェッショナルが求められます。言い換えると、密度の濃い練習をして休養を十分にとることが必要です。ハンドボールの世界トップクラスは、欧州のプロチームでプレーしているのが現実。日本代表として世界で戦うことを目指すなら、農業とハンドボールの両立は極めて難しいと言えます。