少々、報告が遅くなりましたが、日本に完全帰国しました。
直接的なきっかけは、長い間、アメリカで仕事先を探していましたが、就労ビザを取れる見込みがなくなったことから、仕事先を見つけるために日本に戻ることにしました。
勉強したいと思っていたことは身につきましたし、様々なスポーツの現場を訪れて感じたり、考えたりすることも十分にやったという気持ちも帰国を後押ししました。
すでに日本で、以前に仕事でお世話になった人たちにはほとんどあいさつを済ませていますが、「おかえり」と言ってもらえることはありがたいことです。
記者やスポーツ団体の友人、知人が多いので、日本でもスポーツの現場を目にする機会はいろいろありました。その時に一番思ったことを正直に書くと、「感動をありがとう、とか、スポーツは素晴らしいと感じている人は何百万、何千万人といるのに、どうしてみんなお金を払ってくれないんだろう?」という大きな疑問です。現場で雇用が増えている場面も目にしましたが、ほとんどが税金や助成金によるものです。例えば、プロスポーツの最高峰と言えるプロ野球のクライマックスシリーズでも満員にならないんですね。未だに成長を続けるアメリカのスポーツ産業の中から移ってみると、日本のスポーツ界の元気のなさをどうしても感じてしまいます。自分の立ち位置を考えながら日本での就職活動を続けていますが、まだ何とも言えません。仕事内容を選ぶ軸にしているのは「スポーツ界と、その他の世界を結ぶこと」そして「スポーツを通じて、日本と他の文化を結ぶこと」です。これは、アメリカで一緒に勉強した先生や仲間との約束です。
スポーツに関して学んだことや、現場で見たことを伝えるというこのブログの主旨は、日本に住んでも変えるつもりはないので、当面は継続します。ツイッターやブログでは知っていても面識のない、スポーツに携わっている人と話をしてみたいという気持ちも多少あります。よろしくお願いします。
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Sports PR Japan 株式会社 代表取締役
13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。