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残念なスポーツ選手のブログを良くするには

13.8.27

僕もスポーツ選手のブログをたまに見たりします。

ず~っと長い間、彼らの文章は何かに似てるなと気になっていたのが、最近ようやくわかりました。

多少肉付けされていますが、だいたいこのようなパターンが多いです。

 

きょうは、イベントで○○に行ってきました!!

小さい子どもたちがいっぱい!!!

楽しかったです!!

 

とか、

 

きょうは○○選手と焼肉に行っちゃいました!

2人ともよく食べます!

あー、やっぱ焼肉最高!

 

みたいな感じです。これが似ているものって、

 

きょうはおばあちゃんのいえにあそびにいきました。

すいかをたべました。

おいしかったです。

 

そうです。小学生の絵日記です。夏休みシーズン終盤になって、思い出しました。

文章が「出来事+感想」で、終わっているんです。

 

幼稚だと思われないためには、他人が読んで役に立つような内容を加えた方がいいと思います。

「子供たちに、こんなメッセージを伝えた」とか。

「○○選手が、こんな良い事しゃべってました」とか。

 

文は人なり、という言葉がありますよね。ブログを読み続けると、どのくらいのことを考えているのか、どんな人柄なのか、わかってしまうものですね。

 

2週間ほど前、あるスポーツ選手のブログ記事が、大きな話題になりました。

千葉ロッテマリーンズの神戸拓光選手が、自分の生まれた年に起きた日航機墜落事故について、自分が調べたことや思いを書いたものでした。自分がやっている競技にも関係なく、身近に起きたことでもありませんでした。しかし、なんとしても伝えたいという気持ちのこもった文章でした。

この話を「2軍の選手じゃないか。そんな暇があるんなら、ちゃんと練習して、1軍に上がれよ」ということで片付けるのは、もったいないと思います。

競技力による序列や実績に関わらず、ブログなどでしっかりと伝えられるメッセージを持っていれば、注目を集めることができる。

そんな時代になったことは昔より恵まれていると思います。そして、そのチャンスを生かす努力もしていいんじゃないかなと思っています。

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この記事の執筆者

早川 忠宏

早川 忠宏 | Tadahiro HAYAKAWA

スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役

13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。

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