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スポーツPRプランナーを商標登録をした経緯(1)

21.2.13

2019年8月のことでした。
社長仲間の一人からこのようなメッセージがFacebookグループに入りました。

 

「創業する際、会社名って皆さん思いを込めて決めていると思います。個人的に盲点だったのは商標登録でした。下記で商標の登録状況が検索できます」

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

 

私は、創業手続きは専門の事務所に丸ごとお願いしていたのですが、ちょっと不安になり、早速、検索をかけてみました。創業時の社名は「Beyond Sports Japan」でした。
調べてみると、「Beyond Sports」が既に商標登録されていることが分かり、しかも2019年に入ってからと割と最近でした。
長年使ってきた自分がありたい姿を示す言葉なので、創業する際にわざわざ選びました。その原点とも言える2010年に始めたブログのタイトルにしていました。これを選んだ理由は、記念すべきブログの1本目の記事である下記のリンクを参照してください。

ブログタイトルをBeyond Sportsにした理由

 

ショックと後悔の念を感じながらも、このままにしておいてはいけないと思いました。起業した人には、国や都や区から様々な支援があり、無料で相談できることも色々とあります。特許や商標に関してもそのような組織があり、二カ所に相談に行くことにしました。

東京都知的財産総合センター
INPIT東京都知財総合支援窓口

そのうちの一つでは、弁護士の方から「このままの社名を使い続けると、売上を上げれば上げるほど、使う期間が長いほど、損害賠償請求された時の金額が上がります」と指摘を受けました。
もう一か所では、企業で知財関係を扱っていたという方から「一人でやっているような小さな会社なので、目をつけられることはないでしょう。急いで変える必要はないんじゃないでしょうか」という話をされました。

思い入れのある会社名を変えなければいけないというのは、自分の名前を変えなくちゃいけないぐらいの何かショッキングというか、落ち込む感じがしました。しかしながら、「わかっているのに手を打たないということは後々後悔するのではないか」という気持ちの方が大きくなり、社名を変更すると決断しました。

新しい司法書士さんを探し、書類の作成を手伝ってもらって商号変更の手続きを2019年11月7日付で行ないました。新しい社名は「Sports PR Japan」としました。

 

つづく

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この記事の執筆者

早川 忠宏

早川 忠宏 | Tadahiro HAYAKAWA

スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役

13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。

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