お困りごと
魅力が伝わっていなかった。40年を超える歴史がある団体だが、全ての関係者が共通した認識と強い発信力を持つことができていなかった。
アマチュアスポーツとして、また企業スポーツとしての団体の存在価値を明確にすることが求められていた
相談のきっかけ
早川さんには、記者時代にたびたび取材に来てもらっており、スポーツPRプランナーとして独立した際に挨拶を受けた。その際、団体の現状が話題に上がった。
方法
調査フェーズー早川さんによる資料分析、聞き取り調査、アンケート調査(→中間報告)
チーム代表が集合しての2日間のワークショップー立場の違うチーム同士の相互理解。多くの意見を反映させて、キーワードを絞り込む
キーワード、表現のブラッシュアップー役員による会合3回(→理事会決議)
表現が固まった後、それを浸透させるためのポスター、カードなどのデザイン、制作→各チームに配布
期間
1年3カ月
どのように変わったか
所属するチームは、練習環境など個々の事情が多様で、それを同じ方向にまとめるのは難しい。このプロジェクトによって、全てのチーム関係者が、大きな柱となる「活動指針」を共有しながら、同じ目的に進んでいくことができるようになった。また、この「活動指針」をベースに各チームが、それぞれの環境下において独自の活動を活発化させることが可能となった。
特に印象に残ったこと
現役の監督・選手(代表者)を一同に集めて行ったワークショップにおいて参加者が真摯に、真剣に取り組んでいた様子。この「活動指針」の一言一言に、その想いが込められていること。