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スポーツ業界のプロが実践! スポーツイベント情報の効率的な集め方

24.1.15

「何かご縁があれば、スポーツの仕事をしてみたい」。
初めて会った人に私が自己紹介すると、そんなことを言われたりします。

その願望を実現に近づけるには、スポーツに関する知識や情報をたくさん知ることや、既にその仕事をしている人と知り合うことが欠かせないでしょう。

また、今現在スポーツの仕事をしている人の中にも、「もっと多くのことを知りたい」「学びたい」と思っている人も多いでしょう。この業界は、週末も仕事をしなければならない場合も多く、インプットの機会を確保するのは容易ではありません。

「早川さんは、スポーツビジネス系のイベントによく行ってますけど、どうやって情報を集めているんですか?」と聞かれたので、これを機に整理してみました。

その問いに一言で答えるとすると、

「自動で入ってくるようにしている」

になります。

スポーツビジネスイベントの情報を集める方法 ①Googleアラートを使う

もし私が今、ゼロからスタートするなら、という前提でお話しします。
まず、幅広く情報を見落とさないために、Googleアラートを使います。
これは、グーグル検索で特定のトピックについて、新しい検索結果が見つかった時にメールが自動的に届く仕組みです。

キーワードを設定する時に、

スポーツビジネス +(セミナー or カンファレンス or イベント)

としておけば、当該のページのリンク先が並んだメールが届きます。
その中で、行ってみたいものがあれば申し込みます。

 

スポーツビジネスイベントの情報を集める方法 ②主催者を登録

一度行くと、同じ主催者から別のイベント情報が自動的に送られてくるようになります。

イベントに出席する場合、ウェブの申し込みフォームに氏名や会社名などに加えて、メールアドレスも入力するはずです。そうすると、次のイベント開催が決定した時に、そのメールアドレスに案内が届きます。

また、イベント主催者が、Peatixというイベント管理システムを使っていることも多いです。こちらは気に入ったイベント主催者を登録しておくと、そこが新たなイベントを立ち上げた時に自動的にメールに案内が届きます。

 

スポーツビジネスイベントの情報を集める方法 ③主催者から連絡が来る

三つ目は、イベントに実際に行った時に主催者と名刺交換したり、Facebookで繋がったりすることもできます。イベント主催者は、できるだけ集客したいので、別のイベントを行う際にメールやFacebookで告知があります。

この三つで、ほとんどのスポーツビジネスイベントを網羅できると思います。

 

私がフォローしているスポーツビジネスイベント主催者

次に、私がフォローしているイベント主催者を具体的に挙げていきます。

東京ビッグサイトや幕張メッセなどで行われる展示会系ですと、SPORTECとSports Business Japanが二大イベントです。

学会系ですと、日本スポーツマネジメント学会と日本スポーツ産業学会が、学会大会の他に年に数回セミナーをやっています。学会の公式Facebookがあるのでフォローしておけば、OKです。

人材会社系ですと、HALF TIMEというスポーツ求人メディアが、海外の関係者を招いたイベントを年に二回ほどやっています。メールマガジンに登録しておくと、開催情報が届きます。大手のパーソルも、かつてはよく主催していました。

その他、日本スポーツアナリティクス協会が主催するスポーツアナリティクスジャパンも、面白い登壇者が多いです。公式Facebookをフォローしておいてください。
そして、スポーツ庁もスポーツ産業の成長のために、スタートアップや海外進出などをテーマに随時セミナーを行っています。メールマガジンに登録しておけば、OKです。

 

※同じ質問を複数の人から尋ねられたので、メールマガジン第85号で伝えた内容を一部編集して掲載しました。

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この記事の執筆者

早川 忠宏

早川 忠宏 | Tadahiro HAYAKAWA

スポーツPRプランナー ®
Sports PR Japan 株式会社 代表取締役

13年間の記者経験と米国留学を経て広報に転身。日本ブラインドサッカー協会で初代広報担当として認知度向上に貢献し、PR会社でのコンサルタント経験も豊富。スポーツビジネスに特化した広報支援を展開し、メディアとクライアントへの深い理解を基に、ブランディング強化や認知度向上をサポート。スポーツ関連団体や企業に対する柔軟な対応で、成長を目指すスポーツ関係者から高く評価されている。

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